日々の暮らし〜シンボルツリーと外構の話し0816 - 住間居sumai(すまい)

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日々の暮らし〜シンボルツリーと外構の話し0816

カテゴリ: コラム 作成日:2021年08月16日(月)

気が付けばコロナと大雨で終わった夏休み。

お仕事が始まった皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

私は新居に引っ越して初めてこの数日間ほとんど家にこもっていました。

休みの初日に台風並みの雨風で前のブログで紹介したシマトネリコが強風で今にも折れそうにになっていたので、豪雨の中で枝を紐でひとまとめにしました。

残念ながら葉っぱが少々痛んでしまいました。

最悪のケースは逃れましたが、さすがに心が折れそうになりまました。

IMG_0163.JPG

 

後は植物の生命力に頼るだけです。

 

ちなみにもう一つの玄関横のシンボルツリーのオリーブはさすが地中海で揉まれただけあって、この暑さにも雨風にも全然平気でした。

ちなみにこの仕事をしていると他のお家が気になるので住宅地の家はよく観察するのですが、一番残念なのは外構が出来ないまま入居したまましばらく経っているお家です。

土間コンクリートも無く砂利のままだったり、ポストが木の杭に取り付けてあったり。

家のデザインが良くてもホントに台無しになるんですよね。

逆に家が陳腐でも外構や植栽一つで格段に格好良くなったりします。

 

どちらにしてもこれはやっぱり設計者の責任でもあります。家の方で予算を使い切って外構に回せなかったりというのはよくあります。

また、外構は施主さん任せで引渡して知らない顔をしてみたりと。

当たり前だと思いますが、うちの事務所ではファーストプランの時に外構の計画と予算は可能な限り決めています。

自分事ですが自宅の場合、土地が小さいのもあって外構はほとんどお金がかかりませんでしたがシンボルツリーの位置やポストの選定、土間の仕上など出来るだけの事は検討しています。

外構の予算が無ければ家の配置やプランニングである程度カバー出来るのです。

 

敷地が広い場合は大変ですが、せっかくの家が映えるか映えないかは外構、特に植栽なので予算と計画には木を付けておいた方が良い点ですね。

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