日々の暮らし~キャンプをして感じること0318~
一月からお客様との打合せが続いていて、気が付けば卒業シーズンになりました。
私の趣味ですが、最近のキャンプブームになるずっと前からアウトドア好きでよく一人で山のキャンプ場に焚火に行ったりしていました。
最近でも時間ができればソロキャンに行ったりもします。
住宅の設計の仕事をしていると、テント泊をすることで改めて気づくことがあります。
第一に、断熱。テントは薄い布一枚なので断熱はありません。
冬場のテント泊は寒さとの闘いです。
ただ小さいテントは暖房器具を入れると結構温ままるんですが、消すと一瞬で外気温と同じになります。
真冬でも家の中で耐えられるのは、断熱のおかげです。
先日リフォームの現場で壁をめくってみたところ、家じゅう断熱材が入っていない家とめぐり逢いました。
住民の方はさぞ寒かったことだと思います。
第二に、電気のありがたさ。
最近は大型バッテリーや電源付きのキャンプ場も多いのですが私はできるだけそういったものに頼らない場所を選びます。
もちろん電地式のLEDのライトは使いますが、ランプはなるべくガスかホワイトガソリンのものを使います。
電気のものと違って、芯や燃料の充填などめんどくさかったりするのですが、普段電気に頼り切りの生活を多少は顧みることができるからです。
家に帰ると、電気のありがたみがすごく分かります(笑)
第三に、トイレのありがたさ。
さすがにテント泊ではトイレは持っていけません。
もちろんキャンプ場のトイレは使えますが、夜中のトイレなど辛いです。
特に歳をとって回数も増えている身にとっては結構応えます。
他にも、お風呂やテレビや色々あるんですが、結局はこういう不便を如何に楽しむかがアウトドアの一つの楽しみだと思っています。
快適さのためにいろんなグッズを揃えるのも楽しみですし。
それにもしても、毎回帰って思うのは「家はありがたい」です。