日々の暮らし〜草屋根〜0727
カテゴリ: コラム
作成日:2021年07月26日(月)
建築家 藤森照信さん
先日休日を利用してラコリーナ近江八幡に行ってきました。
藤森さんの草屋根ですね。
数年前に浜松市秋野不矩美術館にも行っているので、藤森建築は2件目になります。
暑い中お店のバウムクーヘンを求めて沢山の人が来て云いました。
建物は2015年に完成しているので出来てから今年で6年目ですが、完成当時よりずいぶん草木が成長して良い感じです。
建築としては土、草、木、の藤森さんの本領発揮といったところで素晴らしく、連れて行った小学生の子ども達も楽しめる建築でした。
同じ建築作品でも小難しい解釈を必要とするものよりも、こういう分かりやすい建築が好きです。
屋根のてんぺんに生えてる松?が完成当時より大きくなっているし、草はボリュームが出ているし年数が経てば経つほど楽しみが増える建築です。
木や土は逆に朽ちて行く感じがあります。藤森建築には最近の家に欠けている、古びていく事の味わいがありますね。
ちなみにお土産で買ったバウムクーヘン、美味しかったです(笑)