日々の暮らし〜コロナで変わるもの〜0618
新型コロナで大変な事になって早一年以上経ちました。
いつ感染するかとヒヤヒヤでしたが、ワクチン接種も見通しが付いてきたようでもうひと頑張りかと思います。
コロナによって日頃の暮らし方も変わってきたように思います。
特に、ステイホームで在宅時間が長くなった事で住まいについて色々考える時間が増えたと思います。
割と自分は建築の仕事をしながらも、アウトドア派?なので休日も一日家にいるとソワソワしてしまします。
そんな私にステイホームはなかなか辛いものがありました。
ただステイホーム期間中マンションから戸建に引越しましたが、家に居てもそれ程苦痛じゃ無くなった気がします。
一般的な話ですがマンション住まいは家の大きさにもよりますが、やはりプライベートのスペースが少ないので家族が集まり安いという特徴があります。
子供が小さい時や奥さんと仲が良い時期はイイですね。
ただ、子供も小学校の高学年になってくると自分のスペースや物も増えてきます。するとどうしても親のスペースが浸食されてきて、ストレスが増えて夫婦喧嘩になったり散々な事もあります。
我が家の事ですが戸建に引越しをして家族それぞれのスペースを作る事ができたので、引越後は家族4人が思い思いの場所で過ごす事が増えました。
昔の事を思うと少し寂しい気もしますが、子離れ、親離れは大事な事だと思います。
食事の時間や何か家族でお祝い事や遊んだりする時は狭すぎず広すぎずできるだけ過ごしやすいスペースを作るようにしました。
我が家は玄関から階段、2階のLDKとロフトまで空間をつなげています。廊下にドアを付けていないので、音や振動で大体誰がどこにいるのか気配で分かります。
なので家族の疎外感はあまり感じません。
コロナ期間中、改めて家の中を見直したり新しい家を探す人も増えたようです。
これからも家族の関係性や過ごし方がそれぞれに合った家を設計していきたいと思います。
-フクモト