日々の暮らし〜書斎なんて...09013 - 住間居sumai(すまい)

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日々の暮らし〜書斎なんて...09013

カテゴリ: コラム 作成日:2021年08月30日(月)

書斎は家のプランニングの際にあまり必須項目では無いように思われがちですが、意外と昔から要望の多い項目のひとつです。

さらにコロナ禍をきっかけとしてリモートワークやおうち時間を充実させる為書斎が改めて脚光を浴びているようです。

 

そもそも家に何故書斎が必要なのか?

 

それは家にお父さんの居場所が無いからなのです。

 

最近は仕事を持つお母さんも多いですが、あまり個室としての書斎よりはダイニングやキッチンの一角にテーブルを設置するケースがほとんどです。

お父さんもせめてリビングにそういうスペースを設けてあげればと思いますが、そこは子供優先になるケースが多いし設置しても集中して仕事もリモートワークもやりづらい環境なので、そこはお父さんは別室で…。となります。

 

若干、可哀相な気もしますがそこは逆にプライベートなスペースを設けるチャンスなので、お父さんの趣味も活かせるスペースにしてあげると喜びますし、ローンの返済も捗るでしょう。

 

では書斎としてはどんな感じが良いのか?

 

まず仕事部屋として使うのか、趣味部屋として使うのか、両方使うのかによって部屋の大きさも変わってきますが、最低2畳あれば机と棚は設置出来ます。

他に本棚やディスプレイスペースが取れれば良いのですが、悲しいかな書斎の優先度は正直かなり下のケースがほとんどでどうしても面積が限られてしまいます。

そこで壁面を出来るだけ有効活用する手があります。部屋の形を細長くすると壁面の棚を増やせるので良いでしょう。あと天井高も可能な限り高くすると棚も多く設置出来ます。

IMG_0795.JPG

写真は自宅の2.25畳の書斎ですが床は土間にしてい下げているので天井高は2.7m程度取れています。

高い位置に棚が来るので若干取りにくいのですが、脚立があれば問題ありません。

ここは仕事をしたり、音楽を聴いたり楽器を弾いたりしていますが、土間にする事で音の振動や響きも気になりません。

 

それから書斎の場所はどこが良いのか?

 

正直どこでもOKです。

 

急に投げ遣りになって来ましたが、お父さんの利用時間は主に夜になるので日当たりも関係無いですし、動線も関係ありません。窓も空気が淀まない程度に取れればOKです。

余ったスペースで良いと思いますが、あまり寝室に近すぎると音漏れが気になるかもなので、間に収納やお風呂などを挟むようにしてください。

リビングの一角という案もありますが、テレビや子供の声にテレワークが邪魔されないような工夫、例えば簡単なパーティションで区切るくらいは最低しておいた方が良いでしょう。

 

結局書斎なんて十人十色な使い方をする場所なので、その人に合わせて好きなところに作れば良いんですが。

家で仕事もしない、部屋でするような趣味も無い方はせっかく作っても納戸にしかならないので、その分収納にしておいた方が良いでしょう。

 

あと、あまり居心地を善くしすぎると部屋にこもりきりになって家族から孤立しますのでほどほどがお勧めです。

(反省中)

 

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