最近は家に固定電話がある家も少なくなりました。昔は誰が出るかどきどきしながら彼女の家電(死語!?)に電話したものです。
それはともかく、このところ電気の打ち合わせしている上でややこしくなるのがネットとテレビ、インターネット等のいわゆる弱電工事の事です。
昔は電話は電話線を引き込んで、テレビは屋根にアンテナを設置すればOKでしたが、今はテレビ一つとっても視聴方法が、アンテナ、光回線のテレビ、ケーブルテレビ、など多数ある上にインターネットが絡んでくるので、何を選択するのかを検討する事から始めなくてはいけません。
打ち合わせの際に説明を始めてからようやく検討を始める施主さんがほとんどです。
そこで参考程度ですが簡単にまとめました。
種類
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方法
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引込工事
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テレビ
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ネット
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固定電話
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初期費用
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月額料金
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安定性
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アンテナ
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アンテナから引込
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〇
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〇
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×
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×
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〇
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×
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〇
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ケーブル
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ケーブルテレビ局の有線の引込
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〇
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〇
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〇
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〇
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〇
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〇
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〇
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インターネット
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光ケーブル引込
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〇
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〇
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〇
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〇
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〇
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〇
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△
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ソフトバンクAirなど
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携帯会社の無線基地から
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×
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×
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〇
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〇
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△
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〇
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△
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毎月の料金を考えるとアンテナの設置が一番安くはなりますが、別途インターネットの引込と料金が掛かります。
それに未だに魚の骨と呼ばれるアンテナも見た目が悪いです。
最近は箱形のアンテナもありますが、指向性が悪いと困るようです。
ちなみにインターネットの光ケーブルからテレビを見る場合、引込のところからテレビを分岐する方法が一般的ですが、
我が家が採用しているニューロ光は一旦引き込んでからテレビまでLANケーブルをつなげる必要があります!
これがなかなかくせ者で電気屋さん泣かせの仕様となっております。
他にも固定電話を置く場合は、光ケーブルの引き込んで接続したモデムから有線で分岐する必要があるので、収納の中などに引き込んで
機械を設置している場合は収納の中に電話を置く必要があります。
うちは、親機を収納の中において無線で子機に飛ばして利用しています。
このように、色んな方法がありそれぞれ工事が必要だったり、申し込んでから数ヶ月待たされるケースも多いので早めの準備に越した事はありませんね。