6月も後半になってだんだん夏の空になってきました。
暑くても良いのでカラッとした夏になって欲しい…。
さて、住まいの第一印象は家の外観や玄関です。
最近の家はオープン外構なので、道路から玄関ドアが丸見えの家が意外と多いです。
いくら外観が良くても、ドアを空けた瞬間散らかった玄関が見えて生活感を感じてしまうと興ざめですね。
実は設計する上で玄関ドアは非常に厄介なものの一つなのです。
玄関ドアは出来るだけ見えない位置に持ってくるようにしていますが、どうしてもゾーニング上
道路に面した位置に来る場合があります。
その場合は出来るだけ道路から中が見えないように、わざと建物の壁を設置して隠したりします。
玄関前に壁があると若干圧迫感がありますが、目隠しがあることで気兼ねなくドアを開けられる方が良いと思います。
圧迫感は壁にスリットを設けたり、色を変えたりする事で緩和出来ます。
あとデザイン的に木目が良いとか、洋風が良いとか言いますが、まず第一はその家のイメージに合っているかどうか。
色やデザインの調和が大事ですね。
玄関ドアだけを見て決めてしまうと、家の雰囲気にマッチしなかったり変な木目が気になる家になったりしますのでご注意ください。
ちなみに引き戸の玄関ドアはスペースが無い場合や、物の出し入れが多い場合はお勧めです。
我が家はLIXILのエルムーブですが、玄関前がガレージなので邪魔にならないし、アウトドアの荷物の出し入れも困りません。
アウトドア派の人にはお勧めですね。